その7

 

 

祐二は写真でしか見た事の無かった責め具の数々を目の当たりにして絶句する

。それらの拷問道具は明らかに飾りなどでは無く、実際に使われていた形跡が

ある。

「どう… 凄いでしょう祐二? 」

「ああ、驚いた、これはいったい… 」

呆気にとられた級友を尻目に美少女は目の前の座る位置が異様に高い長椅子に

腰掛ける。

「ここはお爺様のお屋敷だったの、当然ここもお爺様が使っていたお部屋のひ

 とつよ」

「使っていたって… その、見た事あるのかい西宮さん?」

「ええ… むかし、予定よりも一晩早く帰って来って話しはしたわよね、家中

 を探して私はここに辿り着いたの、もちろん土蔵の扉は明けっ放しだったわ

 、私が帰って来るのは次の日の予定だったから」

裸電球の下の薄暗い部屋の中で、美少女は妖し気な表情で話しを続ける。

「子供心にも、ここが何か怪しい雰囲気な事は分かったから、そっと階段を降

 りて、さっきの節穴から中を覗いたのよ」

少女は背もたれの無い長椅子にごろりと仰向けに横たわる、呼吸に合わせてワ

ンピースの胸の膨らみが上下するから祐二の視線は美少女の胸元に釘付けに成

る。

「ねえ、祐二!」

薄い布地の下の柔らかそうな胸元に気を取られていた少年は、その無遠慮な視

線を咎められでもしたかの様にいきなり呼び掛けられて驚いてしまう。

「な、なんだよ?」

「私の足元の床に輪っかの作ってあるロープがあるでしょう」

祐二は自分の失礼な視線を咎められた訳では無い事を知り、内心で安堵の溜め

息をもらしながら、彼女の言う所のロープを探す。それは床の金具に縛り付け

られていて確かに先端は丸い輪に成っている。

「ああ、あるよ… これがどうしたんだ?」

「その輪っかに私の足首を通してちょうだい」

唐突な問い掛けに少年は一瞬立ちすくむ。

「こ、これを… 通すのか?」

「そうよ、左右2本あるでしょ、さあ、はやく!」

急き立てられた少年は慌ててしゃがみ込み長椅子の左右のロープの先端の輪っ

かに、それぞれ美少女の足首を通す。

「これで、いいのか?」

「オッケーよ… 」

何を思ったのか美香はいきなり脚を勢い良く持ち上げる、すると輪が絞まり彼

女の両脚は長椅子を跨ぐ様な姿勢で拘束されたのだ。

「これで足は縛られちゃったわよね、後は… 」

彼女は両手を頭の方に伸ばし、同じ様にそこのあったロープに手を通すと、こ

れも上に振り上げて自ら輪を締め上げてしまう。

「出来上がりよ… 」

祐二の前で美少女は自らのぞんで長椅子に四肢を拘束してしまったのだ、ロー

プの長さは各々数十センチであり、しかも輪っかは引っぱると絞まる仕組みで

あるから、彼女は仰向けのまま無防備な姿を少年に曝している事に成る。しっ

かり締め上げられたロープは人の手を借りなければ解く事は難しい。

「あの時のお母様は、こんな風に縛られていたの… 」

唐突な行動の上に、過去と現在を飛び跳ねる美少女の話しに一瞬祐二は付いて

行けなくなる。

「え、あの時って?」

「馬鹿ねぇ… 予定よりも早く帰って来た時の事よ」

それで祐二は数年前に美香が母親の驚くべき行為を目撃した事を理解した。

「あ、ああ、でも、その、まあ、夫婦の間でこういうプレイを楽しむことは…

 その、なあ… 西宮さんも驚いただろうけれど… 」

吃驚するような事実を唐突に打ち明けられた少年は、しどろもどろに美香の母

親の行状を弁護したが、そんな彼を見上げる美少女の微笑みは恐ろしい程に妖

艶であり、祐二は言葉を失う。

「相手はパパじゃなかったのよ… 」

「え… じゃあ、だれ?」

「お爺様… 」

祐二は彼女の告白に呆然としてしまう、美香の母親は義理の父親との不倫、し

かも変態的なSMプレイを行なっていたと言うのか? 混乱する少年を尻目に

美少女の告白は続く。

「お爺様は、縛り付けたお母様の着物の裾を割ったのよ、真っ黒なマン毛を見

 てビックリしたわぁ… ねえ、祐二は見たく無い? わたしの… 」

一瞬の沈黙の間に少年と少女の視線は妖しく絡み合う。まるで妖女の視線に劣

情が刺激されている。だれも居ない大邸宅の奥の土蔵の地下にある秘密の部屋

に招かれ、目の前には全ての男子生徒の憧れの美少女が、みずからを罠に嵌め

て横たわっているのだ。祐二の股間はこれ以上無い程に膨脹している。僅かな

逡巡の後に祐二は美少女の股間に近寄り、薄いワンピースの裾を捲り上げた。

「ごくり… 」

大きな音を立てて生唾を呑み込み少年は凍り付く、なんと美少女は下着を付け

ていないのだ。なんとなく白のショーツを想像していた祐二の眼前には、漆黒

の飾り毛が曝け出されている。

「うふふ… お爺様はねぇ、縛ったままのお母様のマ◯コをペロペロと舐めた

 のよ… 祐二はどうする?」

美香の言霊に導かれるままに、祐二は跪くと美少女の股間に顔を押し付ける。

「あふぅぅぅぅ… 」

汗とアンモニアの香りが微妙に混ざる性臭を、生まれて初めて嗅ぎとった少年

は、本能の趣くままに、虜に成っている美少女の肉裂に舌を這わせる、鼻の頭

にふれる恥毛がくすぐったい。

「あふぅ… ああ、そうよ… あの時もお爺様は、そうやってお母様のマ◯コ

 を舐めていたの、お母様ったら、ヒイヒイ言いながら、もっと舐めてって、

 おねだりしていたの… 」

熱に浮かされた様に美香が口走る、その声に励まされ祐二は一層積極的に愛撫

する。童貞の少年だから技術も何も無い、ただ情熱的に秘肉に舌を這わせ、肉

裂の周辺に唾液を擦り付けて行く。

(これが… これが女のオマ◯コか… )

初めて目にする秘密の花園を舌先で味わいながら、祐二は目眩がしそうな興奮

を覚えている。少なくとも今、この瞬間には彼は美しい獲物を得た暴君である

のだ。

 

 

 


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